【暗示問題】TOEFL iBTリスニングを練習しよう

こんにちは、SOLO IELTS TOEFLルークです。

TOEFLリスニングの「暗示問題」の練習を一緒にしていきましょう。

リスニング「暗示問題」

TOEFLリスニング暗示問題は、特定のステートメントに対して「何」ではなく「なぜ」を問うタイプです。

表面で述べられた言葉の裏に込められた意図を答えないといけません。

例えば、”Wow. It’s really warm in here.” と誰かが言えば、その裏には”Could someone open a window”という意味が込められているといったところです。

つまり、 話し手が述べた言葉が実は違う意味をなしていることを汲み取るというものです。

なんだかイギリス人と会話をしているようです

暗示問題の練習

実際にTOEFLリスニングの暗示問題を練習してみましょう。

問. Listen again to part of the lecture. Then, answer the following question.

Why does the professor say this?

A. To suggest that the citizens of the United States haven’t changed much over time.
B. To motivate the students to learn more about this particular time period.
C. To point out why Emerson’s essay has lost some of its relevance.
D. To provide background for the concept she is explaining.

コツを理解した上で答えを確認しましょう。

コツ1. Playbackに集中

通常、Playbackは10秒以内であることがほとんどです。 ここを聞き逃すと終わりです。

ほとんどの場合において話し手は以下について述べています。

  • 何かさせようとしている
  • オススメしている
  • 不平不満を述べている
  • 賛成もしくは反対している
  • 疑問を投げかけている
  • 確認しようとしている
  • 詳細を述べ落としている

話し手に自分がなったつもりで聴くことが大切です

コツ2. ダイアログと繋げる

Playbackをダイアログと繋げることが大切です。そのためにはメモがきちんと取れていることが前提になります。

メモを参照にするとPlaybackが全体の中でどういった役割をしているか理解することが可能だからです。

例えばこの練習問題では、Playbackはレクチャーの最後のセクションから抜き出されました。最後のセクションは、以下について述べられていました。

historical background to the motivation of Emerson to write the essay for American readers of the early 19th century.

ここがメモにより理解されていたことが大切になります

コツ3. 常識の活用

暗示だけあって常識の力がモノを言います。

特に答えを探す時ではなく、答えでないものを消去する時に常識が力を発揮します。

上記の練習問題でも、常識によってA,B,Cの消去が可能です。

A. 人が時代によって’not changing’。むしろ人は変わりますね。

B. 有益なレクチャーであり、別に生徒を鼓舞したり歴史について学ぶものではないので消去できます。

C. 話し手がEmerson’sのエッセイの関連性を失ったとは述べていないため消去可能です。むしろ、現代の若者に関連しています。

答えはDです。

練習問題2

さて最後に練習問題でTOEFLリスニングの暗示問題を極めましょう。

問. Listen again to part of the lecture. Then, answer the following question.

問. Why does the professor say this?

A. To tell the student that her definition is wrong
B. He was suggesting that the student didn’t actually do the reading
C. To encourage the student to give it another try
D. To switch the discussion topic

教授と生徒は、marmotsの’growing season’について話していました。生徒は教授が使った5が「5カ月」を示したのか、 「動物が育つための期間」を示したのか理解できていませんでした。

一方で教授は、marmotsが食を施す期間として5か月を指していました。

よって答えはAです。

まとめ

TOEFLリスニングの「暗示問題」の練習を一緒にみていきました。

暗示問題は他のタイプと違い、音源からメインアイデアや詳細を聞き取ることにあまり意味を持ちません。

話し手が「なぜ」それを述べたのか背後の意味を理解する必要があります。

次の記事: 【概要理解問題】TOEFL iBTリスニング

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