IELTSとTOEFLのリーディングを時間内に解く方法を紹介

【速読の練習方法】 IELTSリーディングを時間内に解く対策

こんにちは!

SOLOのルークです!

英語を軸に、海外進学される方をサポートしています。

今回の記事では「リーディングを時間内に解く方法を紹介」します。

読者の中には、パッセージの長さに驚いた方もいるのではないでしょうか。

実際、時間内に解けないという相談をよくいただきます。

どうすれば、時間内に問題を解き切ることができるのか。

この記事が、参考になりますと幸いです。

リーディングを時間内に解く方法

なぜ時間が足りなくなるのか

そもそも、なぜ時間内に解き終えられないのでしょうか。

理由は、返り読みをしているからです。同じ文章を、何度も読んでいるのです。

各文章を、1回だけ読んで理解できるようになると時間は余ります。

1パッセージあたり、IELTSでは900語、TOEFLでは700語程度の文章を読まされます。

これぐらいの長さの文章を、何度も読んでいると時間は足りなくなるのは当然です。

勘違いして欲しくないのは、決して早く読む必要はないということです。

ゆっくり一度だけ読んで理解する、これが重要です。

1分150字を把握

では、どれくらいの速さで読む必要があるかを確認しておきましょう。

結論から言うと、1分で150字程度の分量を読めることが理想です。

以下は、およそ150字程度の分量のパラグラフです。

実際に、時間を計って読んでみてください。

  • A lack of knowledge about the effects of noise pollution on humans in comparison to other pollutants has been lacking as an area of research. Although it has been generally regarded that noise pollution is primarily a ‘luxury’ problem – for those developed countries able to afford the purchase price of large quantities of loud, noisy machinery – it is actually a fact that due to bad planning and poor construction of buildings, noise exposure is often higher in developing countries. This means that regardless of the economic status of a particular country, the effects of noise are just as widespread and the long-term consequences for health the same. Therefore, practical action plans based upon proper scientific evaluation of available data on the effects of noise exposure, with the express purpose of limiting and controlling the exposure of people to environmental noise is a most worthwhile undertaking.

いかがでしたか?

余裕を持って、意味を理解しながら読めたのであれば、おそらく時間内に解けるはずです。

IELTSやTOEFLのリーディングは、およそ1分半で1問に答える必要があります。

そのためには、1分に150字ほど読む必要があるのです。

前から塊で読む

先ほど、時間内に解くためには「返り読みをしないこと」と述べました。

これは、意味の塊を把握しながら、前から読んでいくということです。

長い文章が出てきても、意味の塊で読めると、最後まで読み切れます。

下の図を見てください。

塊ごとにスラッシュが引いてありますね。

この読み方ができるようになると、文章を前から順番に捉えることができるようになります。

いわゆる、英語を英語のままとらえる読み方です。

ポイントとしては、あくまで後ろから訳さないことです。

下の図を見てください。

これが、いわゆる返り読みです。

pollutionまで読んだのに、意味がとらえられなくなって、文頭に戻りました。

これを繰り返すと時間が足りなくなります。

IELTSやTOEFLの一文は非常に長いです。返り読みしながら理解したくなる気持ちはわかります。

ただ、それこそが時間内に解けなくなる原因だということを覚えてください。

意味の塊を捉え方

もし、意味の塊がわからないのであれば、一度IELTSやTOEFLの学習からは離れましょう。

そういった方は、英文解釈トレーニングを行うと良いです。大学受験などで取り組んだ方も多いと思います。

英文解釈トレーニングこそが、意味の塊を掴むための訓練です。

様々な英語の構文の読み方を学習します。

自分のレベルに合った参考書から、最後は難関大学のものを一つやりきると良いです。

書店に行って、自分で選んでいただいて結構です。一応、私のオススメをレベル別に紹介しておきます。

IELTSやTOEFLのリーディングに出てくる構文は難解です。

是非、最後のポレポレ英文読解プロセスまでやりきってください。

ポレポレには、ライオンマークの超難解な問題があります。それは、省いても構いません。

それでも1回で理解できない場合

英文解釈書を行っても、一回で文を理解できないこともあります。

難解な文章は、意味の塊がわかっても、意味自体が理解できないことがあるためです。

至って普通のことです。そういった場合は、日本語訳を作ってやります。

IELTSやTOEFLのリーディングは、必要に応じて頭の中で日本語訳ができることが、むしろ理想です。

このレベルの学習者が、難解な文章を全て英語で理解をするのは不可能です。

必要に応じて、日本語を介しながら理解してください。

今までの学習の延長線上で、IELTSやTOEFLに挑んだ方が学習効率が良いです。

訳した日本語を、DeeplなどのAI翻訳機を使って、構文が取れていたかどうかを確認します。

仮に、それでも意味がいまいち想像できない場合は、トピックの背景知識不足です。

そういった場合は、背景知識をつけるしかありません

Youtubeなどで「トピック名、filming」と検索してみてください。

関連の動画が数多く出てきます。

動画を見ていくと、情景レベルで知識を強化することができます。

最後に

以上が、IELTSとTOEFLのリーディングを時間内に解く方法の紹介でした。

一般的に紹介されている、速読などの技法に頼るのをやめましょう。

ゆっくりでいいので、前から塊ごとに1回で理解する。

くどいですが、これが最も大切です。

それが結果的に、IELTSとTOEFLのリーディングの速読の手段になるのです。

最後に、弊社はオンラインでIELTSやTOEFLを専門的に教えています。英語対策でお悩みなどありましたら、遠慮なくご連絡下さい!

記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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