ニュージーランドで医師として働く方法と年収を解説

ニュージーランドで医師として働く方法と年収 まとめ

こんにちは!SOLOのルークです。

医療従事者の方に、IELTSやOETを教えています。

今回の記事では、「ニュージーランドで医師として働く方法と年収」を紹介しています。

それでは、詳しくみていきましょう。

ニュージーランドで医師として働く方法

必要な英語力

ニュージーランドで医師として働く場合は「研修医から働く」と「専門医として働く」によって必要なプロセスが違います。しかし、どちらにせよ必要になるのが「英語力の証明」です。

具体的には、以下のいずれかのテストで基準のスコアを満たす必要があります:

  • IELTS:バンド「7.5」 (LS7.5、RW7.0以上)
  • OET:350点(旧形式でB Grade以上)

IELTSは、海外進学や移住で使用されるケースが多く、アカデミック領域に特化した試験内容です。IELTSで対策をすると、日常生活で役立つというメリットがありますが、臨床現場は想定していないため、働き始めた際に少し戸惑うことが多いかと思います。

OETとは、”Occupational English Test”の略で、医療現場で使用される英語に特化したテストです。医師の方ですと、背景知識で情報を補完できるというメリットがありますし、現地で働き始めた際に、OETのテスト対策がそのまま役立ちます。

よく聞かれますが、OET350点の方がIELTS7.5よりも圧倒的に早くスコアメイクが可能です!

方法1. 研修医からスタートする

1つ目の方法は、日本で医師免許をとった方が、ニュージーランドで研修医としてスタートする場合です。

以下のプロセスを踏みます:

  • 1. USMLE ステップ1・ステップ2CK
  • 2. IELTS7.5 or OET350以上取得
  • 3. NZREX (現地受験)
  • 4. 研修医

USMLEは、米国医師資格試験です。実は、ニュージーランドでも活用できます。

USMLEのステップ2CKまで合格したら、IELTS7.5またはOET 350点の対策を行います。

USMLEと英語のスコアメイクを終えると、最後にニュージーランドへ赴き、現地でNZREXを受験します。NZREXは実践形式の模擬診察です。

NZREXは、患者の基礎情報読解→診察室に呼ぶ→問診・身体所見→アセスメント・プランの決定→カルテ記載というプロセスを実践で行います。ここでも、OETでの対策が効果を発揮します!

方法2. 専門医として臨床留学→長期ビザ

2つ目の方法は、既に日本で専門医の資格を得ている方が、2年間の短期臨床留学から長期ビザへと繋げる方法です。

以下のプロセスを踏みます:

  • 1. IELTS7.5 or OET350以上取得
  • 2. 受け入れ先確保
  • 3. Postgraduate Trainingに申し込む
  • 4. 下記方法3の長期滞在ビザから永住へ

英語の資格を満たし、受け入れ先を探した上で、NZMC(ニュージーランドのメディカルカウンセル)のサイトからPostgraduate Trainingに申込みをします。

最も大きなハードルは、受け入れ先の確保になります。粘り強く交渉して行く事が大切です。

Postgraduate Trainingにおいてきちんと評価を得られると、方法3の長期ビザの申請が容易となります。

下記ブログにて、実際にニュージーランドで医師をされている方が詳しく書かれています。

雇用主の見つけ方

NZREX合格後、ニュージーランドで医師として働くためには、雇用を約束してくれる雇用主が必要です。これが実はとてもハードルが高いです。

コネクションがない場合は、求人サイトや各病院に片っ端から連絡をします。外国人医師のポスト不足はニュージーランドでも問題となっていますので、運とタイミングが大切です。

ちなみに、コネクションは研究留学を通して作る場合もあります。研究、臨床の双方をおこなっている力のあるボスがいる大学を探すと良いですね!

方法3. 専門医として初めから長期ビザ

3つ目の方法は、既に日本で専門医の資格を得ている方が、初めから長期ビザを申請する方法です。

以下のプロセスを踏みます :

  • 1. IELTS7.5 or OET350以上取得
  • 2. 様々な書類提出
  • 3. 落ちた場合はProbation

既に専門医をされている方からすると、初めから長期ビザ申請が可能なら当然方法3を選ぶよ。と思われるかと思います。

ですが、この方法が簡単そうで難しいため、方法2からトライする医師が多いのが現状です。

既出のNZMCが、専門医として有能か判断しかねる、つまり様々な書類提出後に落第した場合は、Senior Specialistの元トレーニングを受ける必要があります。これは、実質的には方法2と同じ道を辿る事を指します!

方法4. オーストラリアのAHPRAを経由

4つ目の方法は、オーストラリアでの医師登録をする方法です。

以下のプロセスを踏みます:

  • 1. IELTS7.0 or OET350以上取得
  • 2. AMC パート1(MCQという筆記試験)
  • 3. AMC パート2 (臨床試験)
  • 4. 1年間の研修(上記試験と同時並行)
  • 5. General Registration登録

このルートをたどると、NZで最初から長期ビザを申請する事が可能です。

当たり前ですが、オーストラリアでも臨床留学の選択肢ができます。詳しくは、以下の日本語記事を参照にしてください。

ニュージーランドの医師の年収

最後に、ニュージーランドの医師の年収を確認しておきましょう。まずは、ざっくりとした数値です。

  • GP:NZD 85,000 – NZD 216, 000
  • Physician/Doctor:NZD 87,000 – NZD 234,000 

下記は、より詳しい数値です。

2023年1月からの給与水準で、週40-44.9時間の労働を、都会ですることを基本としています。

  • House Officer : NZD 69,347 – 74,493
  • Senior House Officer : NZD 78,313 – 82,132
  • Registrar: NZD 89,234(1年目)
  • Registrar: NZD 106,148(5年目)
  • Registrar: NZD 146,196(10年目)

House Officerが若手研修医、Registrarは専門科の研修医といったイメージす。

当然、労働時間に沿って年収は増えます。年収は、地域・病院・シフトによって変わりますが、概ね上記の範囲です!

最後に

  • 研修医からスタートする方法と専門医として働く方法がある
  • 英語資格はOETがオススメ
  • 年収は日本とさほど変わらない

以上が、ニュージーランドで医師として働く方法と年収まとめでした。

短期で働くにしても、長期で働くにしても英語の基準値を満たすことが最初のハードルになります。レベル感としては、およそ英検1級に余裕をもって合格する程度です。

IELTSとOETのどちらで対策をしようか迷っている人は、下記の記事を参照にしてみてください。

弊社では、年間250名ほどの医師と看護師へ英語指導をおこなっています。以下は、一部の受講生の感想です。

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記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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