カリフォルニア工科大学(Caltech)の特徴と進学方法を紹介

【海外進学(アメリカ)】カリフォルニア工科大学の留学方法と特徴を紹介 (Caltech)

こんにちは、SOLOのルークです!

オンラインでIELTSやTOEFLを教えています。

今回の記事は、カリフォルニア工科大学(Caltech)の特徴と進学方法を紹介します。

カリフォルニア工科大学は、科学・工学分野における世界最高峰の大学です。生徒数は2,000名規模と、通常の大学の10分1程度の少数精鋭の大学です!

それでは、詳しく見ていきましょう。

カリフォルニア工科大学の特徴

まずは、基本情報を見てみましょう:

都市カリフォルニア州パサデナ
生徒数2,237人
男女比率64:36
留学生比率34%
合格率3%
コース期間4年
出願資格(英語)TOEFL (IELTSは不可)
世界ランキング6位
国内ランキング4位

カリフォルニア工科大学は、「教育と一体化した研究を通じて、人間の知識を広げ、社会に貢献する」というミッションを掲げ運営されています。

工学部で有名なこともあり、男子が多い学校です。その他のアメリカのト留学生比率が20%前後であることを考えると、同校の34%は高いといえます。

カリフォルニア工科大学の合格率は約3%です。志願者8,008人に対して、合格者は248人です。

出願に必要な英語資格は、TOEFLです。最低基準などは設けられていませんが、難関大学はTOEFL100を切ると合格率が一気に下がります。TOEFL100は、英検一級に余裕を持って合格できるレベルですので、高い英語力が必要です。

大学格付け機関QSによる、2023年のカリフォルニア工科大学の世界ランキングは6位になっています。アメリカ国内ランキングでは、ハーバード大学ついで4位です。

学費

2023年度の学費を確認してみましょう :

学費(年)$58,479
卒業までの概算総費用$334,392
奨学金(年)最大で授業料全額

カリフォルニア工科大学の学費は、2022年6月現在のレートで年間790万円です。生活費込みの卒業までの費用は、およそ4,515万円です。学費は、アメリカの上位校の中では平均的です。

学部奨学金に関してはカリフォルニア工科大学では100%のNeed-basedを採用しています。Need-basedとは、学費を支払うことがむずかしい場合に、両親の収入と資産によって、不足分を補うために支給される奨学金です。

同時に、カリフォルニア工科大学は、選考の際にNeed-Sensitive制度をとっています。これは、奨学金の申請や家庭の財政が、入学審査において”影響する”という意味です。

つまり、受験の段階で奨学金を申請する場合、そうでない場合と比べて合格が困難になるけれど、合格すれば必要な分は全てカバーされるという意味です!

学部

次に、カリフォルニア工科大学が設置している学部です。

  • 生物・生物工学
  • 化学・化学工学
  • 工学・応用化学
  • 地質学・惑星科学
  • 人文・社会科学
  • 物理学・数学・天文学

上記の六学部の中に、さらに多くの学科があります。気になる方は、参照リンクからご確認ください。

世界ランキングで上位の学部は「 地球科学、自然科学、化学工学、地質学、 物理、天文学、生物科学」などです。

また、特色ある学科に「コンピュテーションと神経科学、宇宙テクノロジー、地球力学、地球気候変動、リモートセンサー」などがあります。

Caltechでは、生徒数が2000人超に対して、教授が300人ほど在籍しています。学生と教授の比率が6対1というのは、私が認識している中では最も低い数値です。教授と近い距離での学校生活になります!

ロケーション

カリフォルニア工科大学のロケーションです:

カリフォルニア工科大学のキャンパスはロサンゼルスの北東、カリフォルニア州パサデナに位置しています。東京からパサデナには直行便があり、およそ10時間です。

キャンパス内には11の学生宿舎があります。全ての学部生は、大学が指定する寮に滞在します。大学院生を含めても、全学生の85%が寮で暮らしています。

Caltechは、ピアラーニングを大切にしています。キャンパス内で過ごすことにより、互いに助け合い学ぶことを尊重しているのです。

カリフォルニア工科への進学方法

カリフォルニア工科大学の進学要件です。

資格学部修士
IELTSN/AN/A
TOEFL100点100点
成績(GPA)5段階4.4以上3.5以上
規程テストSAT Math790-800/ SAT ERW740-760
ACT 35-36
N/A

アメリカの大学を受験する際、英語力を証明する資格を提出する必要があります。通常は、IELTSかTOEFLのスコア提出が必要ですが、CaltechではIELTSを受け付けていません。

また、学力を証明するためのSAT(ACT)のスコアの提出も必要です。合格者のほとんどがSAT1545点以上、ACTでは36以上を取得しています。

受験準備は以下のプロセスです:

  • STEP1. 高い成績の維持
  • STEP2. TOEFLのスコアメイク
  • STEP3. SAT(ACT)のスコアメイク
  • STEP4. エッセイ(志望動機と短文回答)
  • STEP5. 3つの推薦状(教科担当2通+担任1通)

ステップとしては、まずは学校で良い成績を取れるように頑張りながら、TOEFLとSATのスコアメイクをします。高校3年迄にスコアメイクを終えておくのが理想的です。合否に大きく影響するエッセイと推薦状に時間を割けるためです。

推薦状に関してですが、日本の高校の先生からは、日本語で書いてもらったものを英語に翻訳する必要があります。初めて頼まれる先生も多いので、自分から書いてほしい期待してることを予め共有しておきましょう。

「TOEFL 100点 」のスコア配分と勉強の仕方

Caltechはトップ校ですので、まずはTOEFL100を目指すようにしましょう。TOEFL100を取得するための理想のスコア配分の目安は以下です:

  • リーディング:27点
  • リスニング:26点
  • ライティング:25点
  • スピーキング:22点

人によっては、リーディングとリスニングで「28-29点」まで目指し、その分でライティングやスピーキングをカバーしていくという戦略をとる場合もあります。

どちらにせよリーディング、特に、高いリスニングをつける事を最優先に学習していく事が100点突破においては最も重要です。TOEFLでは、スピーキングやライティングでも回答の7割がリスニングを占めるためです。

TOEFL100点の詳しい勉強方法に関しては、以下の記事を参照にしてください。

まとめ

最後に、今回の記事のポイントをまとめておきます。

  • 世界大学ランキング6位
  • TOEFL100点が出願基準
  • 合格率3%の少数精鋭校

カリフォルニア工科大学に興味がある方は、下記の動画でキャンパスツアーをしてみましょう。

自分が実際にキャンパスにいることをイメージすると、より海外留学をする実感をえられるのではないでしょうか。

カリフォルニア工科大学に進学するためには、まずはTOEFL100点のスコアメイクを行うようになります。

TOEFL対策を開始するには、最低でも英検準1級程度の語彙力が必要になります。早い段階から学習計画をたてて取り組んでいきましょう。

最後に、弊社は海外進学をされる方が必要な、IELTSやTOEFL対策をオンラインで専門的に教えています。英語対策でお悩みなどありましたら、遠慮なくご連絡下さい!

記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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